 |
 |
本開発にあたって、Yellowsoft製YS50-1C(以下YS50-1C)を採用した意図は、H8S/2134での表示処理能力の遅さを解消するために、SH-2への移行を考えたこと。また、RS232Cを利用したソフトのダウンロードは、コンパイルから書き込みまで操作が比較的簡単におこなうことができること。そして、他のコンパイラーよりもコストメリットが大きいことなどにあります。
以下、KS3224-03Pを駆動させるため、パスファイルの変更とROM化用のスタートアップルーチン(CC0_R50.OBJ)の一部変更について記述します。
巻末のSepath.batファイルは、Yellowsoftのライブラリ参照のために作成したものです。SH-2は、アドレスデコードが不要な、CS0空間からCS3空間を保有しています。そこで、大変便利な本機能を活用し、KS3224-03PのLCDコントローラ部をCS2空間へ、漢字ROMをCS0空間へ、画像記憶用のFLASHROMをCS3空間へ割り振ることにしました。そのため、Yellowsoft提供のスタートアップルーチンに一部追加が必要となります。巻末のCc0_LCD.asmが、追加したソフトです。
Cc0_LCD.asmのソフトは、アセンブラで記述しており、アドレスの設定、データ幅の設定、各空間の設定をしています。また、各空間のウェイトの設定がしてあります。SH-2の処理スピードが速いため、2ウェイトを挿入しています。LCDコントローラは、書き込みにはウェイトは必要ありませんが、表示した画像データを読み出す際、必要だと考えます。また、各FLASHROMについても、処理速度が間に合いませんので2ウェイトの挿入が妥当だと考えます。Cc0_LCD.asmをアセンブルして使っています。 |